【ヒロアカ夢】俺の友人達は顔面が良すぎる。#1
#僕のヒーローアカデミア #BL #小説最高ランク : 36 , 更新:
『何故俺の周りはイケメンが多いし距離が近いんだ。』
ある男と友人達の話。
・ブログで初投稿
・なに書いたら良いかわからず小説
・BL嫌いな人、知らない人…何も言わない。無言バック推奨する
・名前設定出来ないから、基本皆名字で呼んでくる
―――
「雪永(セツナガ)、おはよう」
『おう、はよー…って近っ』
朝、友人の轟が挨拶しにわざわざ自分の席から俺の席まで来た。
結構距離あるのに、有り難いな。
でも距離が近い。顔をあげたら、鼻先が轟と触れそうなくらい近くて、ふわっと柔軟剤の匂いが鼻をかすめる。
…イケメンと俺のような人間がこんなに近づいて良いものなのか…??
眩しくて目が見えなくなりそう。
「今日も課題忘れてきちまった。写させてくれ」
『いや、俺より秀才なんだから一人でいけるだろ』
轟は最近、課題をやってくるのを忘れる。
そして、必ずと言っていいほど俺に写させてと頼み込んでくる。
…何で俺なのか未だに分かんねえ。八百万に見せてもらったほうがよくないか?
「俺は雪永のを写したい。…駄目か?」
『うっ…』
出たよイケメンの伏し目&困り顔。
申し訳無さをかもし出してくるし罪悪感えげつないくらい溢れてくるし、
断ったら女子に殺されるしこっちが悪いみたいになるじゃん。
『…分かった』
「! 本当か?」
ぱあっと顔を明るくさせた轟。
くそっ…顔が良いんだよ羨ましいわ。
間違ってても文句言うなよ、と釘を打って、課題を取り出して差し出す。
「ありがとう。」
『大丈夫だから。さっさと写せよー』
ああ、とまた微笑んで席へ戻っていった。
「雪永はよー、轟に何渡してたの?」
『耳郎、おはよ。課題やってねえって言ってたから渡した』
そう言うと、耳郎は席に座って課題を写す轟を見て、「へえー…」と物珍しそうに見ると、こっちをバッと振り向いた。
「じゃあウチにも教えてよ!ウチもすっかり忘れててさー」
『まあ、大雑把には教えられるから良いぞ。課題もってこい』
「ありがとー!」
そう言って、耳郎は席に戻っていった。
(アイツが課題忘れてるとこ、一度も見たこと無いんだけどな…)
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