私の作ったキャラの過去編的な

こんにちは。疲れがとれない茉香です🤘(´◉౪◉)


今日はDearHolmesのキャラ、南雲ちゃんと暁さんの過去的な小説書きます。



拙い文ですが、よければどぞ

過去編ｰﾅｸﾞﾓｰ

【共感力】という能力は非常に大変なものだ。

別にほかの能力が楽だとかそういうつもりはないけど、聞きたくないものまで聞こえちゃうのは色々な能力の中でも辛い方だと思う。


(〇〇、うざい。はやくしなねーかな)
(辛いしにたい)


こんなの聞いてて鬱にならないはずがない。

私の能力を知っている者は相談を沢山してきた。

私はそういうのプロじゃないから、曖昧な答えをしてしまう。

そしたらどうだろう。

表向きでは「あー、そうだよねー」って言う。裏では(そんないい能力持ってんのに相談ものれねぇのかよ)



心の中まで全て見えるってのはつらいってなんで誰も分かってくれないの。

なんで私だけ相手に気を使わなきゃいけないの。

なんでなんでなんで

散々頭を悩ませた中学三年間。

でも悩んだおかげで分かった。

私が全ての人に気を使うことないじゃん。
人の心の中が読めたとしても、気にしなきゃいいじゃん。

私はこの能力を本当に必要としている人に使うことにした。

カウンセラーになるために色々勉強したし、実践もしてみた。

でも、カウンセラーの試験は難しくて、失敗してしまった。

次の試験に向けて勉強と実践を繰り返していたころ。


「暁 泰志、ね。今日はよろしく〜。」

「あぁ、よろしく。」


暁はニコニコとした表情で言った。
どうやら探偵らしい。
心には少々焦りが見えた。
この時代、とても必要とされている職業だが、そんな人の悩みってすごく解決が難しそうだ。

「実はもう分かってるとは思うけど、今日はカウンセリングというか、君に相談があってここに来たんだ。」

「え。」

私が驚いた理由は暁が相談に来たことじゃない。

その先の話そうとしていたことを感じ取ったためである。

「私が犯人を探すってどういうこと…？」

「あ、分かっちゃったかな。君にサプライズなんてできないな。」

そういってははっと笑ってみせた。

「そのままの意味さ。今、難解事件を担当させてもらってるんだが、さっぱり分からないんだ。手伝ってくれないか？」

これがきっかけでいつの間にか探偵事務所に所属していることになっているが、嫌でもないし、続けている。

事務所設立ｰｱｶﾂｷｰ

「よし…！やっと夢にまでみた事務所設立の夢が叶ったぞ…！」

そういって目の前に建つ少し低めのビルを見上げる。

ここが僕の新しい仕事場だ。

今まで有名な探偵事務所の下っ端として働いていたが、ついに自分の探偵事務所をつくることができた。

1人だけでもいいが、やっぱり何人かいる方がわいわいしてるし、楽しいよな。


荷解きをそこそこにまずは依頼者と事務所に所属してくれる人を探すことにした。


チラシを作って、街に出る。
街のあちこちに貼ってもらうようお願いして回っていたら、あっという間に夕方になってしまった。

帰宅ラッシュに直撃してしまったことを激しく後悔しつつ、事務所に戻った。



次の日、早速1人目のお客さんが来た。

その人はすごい難解事件を抱えていた。

曰く、他の探偵事務所は予約がいっぱいで待ってられないので、有名事務所に所属していた経歴のある僕のとこに来たんだとか。


「出来れば遅くて3日以内に解決して欲しいのですが。」

「え。」


僕の視界は真っ暗になった。

「え…と、まだ事務所の者が私1人ですので、明日まで待って貰えますか？」

依頼者は渋々了承してくれた。


私の力だけじゃ到底解決できない事件だと思ったため、街に所属者探しに出た。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


「手伝ってくれないか？」

私は今、カウンセラー見習いという人の元にいた。

カウンセラー見習いの南雲さんはそりゃもうとても驚いたというような顔をしていた。


「勿論、手伝ってくれるなら給料としてお金は払う。今回だけだ頼むっ！」

正直、所属して欲しいが、無理は言えない。
そう思いつつ頭を深々とさげていたら、少しため息をつき

「いいよ。でも楽しくなかったら次回は手伝わないからね。」

「楽しかったら次回以降も手伝ってくれるのか？」

ガバッと頭を上げてそう聞く。

「んー、まーね。」

ニッと笑った姿が救いの神に見えた。

以上です。

恐ろしく文才がない:(´◦ω◦｀):ｶﾞｸﾌﾞﾙ

よかったら二次創作などの参考にしてくださいー



ではでは( ´ ▽ ` )ﾉ