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最高ランク : 6 , 更新: 2023/09/06 5:48:46


こいつ映画感想以外で更新することないのか?
Exactly(そのとおりでございます)
絵は好きな俳優が演じたキャラのミニキャラをいっぱい描いたやつのまとめ 2枚分あって中心が境目なので1枚目と2枚目で頭身合ってないんですけど、ばりきゃわじゃないですか、これ(自画自賛)


・壮烈第六軍!最後の戦線(ふせったーに載せたものの加筆)

2005年くらいに海外の掲示板でスターリングラード(1993)のファン向けのスレを立ててる方がいて、そこのログであるオタクが「1993年版は1959年の同名の映画の駄リメイクだ」という発言をしていたので、そこまで言うなら見てやろうじゃないのと思って買った。

タイトルは別に原題でもスターリングラードじゃないみたい(スターリングラードって入ってるのは英題だけかな)だけど、「犬、お前は永遠に生きたいか?(Hunde, wollt ihr ewig leben)」っていうタイトルは以前93年版の方の紹介サイトみたいなので目にしたことがあったから覚えてた。混同されてたのかもしれない。

上に書いた通り93年版と比較されてることから見ようってなったので感想も比較っぽくします。すみません。

まずストーリーは別物。キャラクターは全員違う。
こっちの主人公はヴィッセっていう若くて有能な中尉で、彼に対峙するわかりやすい悪役としてリンクマン少佐っていう上官が出てくる。悪役が上官な辺りから分かるように全体的に上(遡れば総統)の非人道的さとそれに伴う兵士の死を嘆いてる感じで、赤軍を敵として責めてる雰囲気は全然ない。93年版もドイツ軍自体を憂いてるけど、59年版の方が戦略とかの軍事の話をガッツリしてて具体的な感じはしたかも。
ヴィッセは優しい性格で、ロシア人を差別しないし部下とも友達感覚で接してる。そこはヴィッツラントと似てるといえば似てるけど、その優しさがある程度終盤で報われてるのは93年版との大きな違いかもしれない?
主人公たちは最終的には砲兵になんだけど、上からの命令の問題であんまり戦場では活躍できてないです。93年版は戦うことそのものに辟易した突撃工兵の話だったけど、59年版は仲間のため戦いたくても思うように戦えない歯痒さを抱えた砲兵の話って感じでした。個人の雑な感想なので解釈ズレてたらごめんなさい。

あと違うなーと思ったのは実在の人物が出てくるシーンが沢山あったこと。93年版はヴァルター・ハイッツをモデルにしたヘンツっていうキャラくらいしか実在の人物(がモチーフの)キャラは出てこなくて、ホトも総統も直接は出てこないけど、59年版はパウルスとかもメインキャラの一部みたいになってた。

ちょくちょくドキュメンタリー調だったり主人公たちがいる前線だけじゃなくて司令部のシーンもまあまあな頻度で挿入されたりして戦いの流れが結構分かりやすくされてた。説明っぽいと思う人もいればコテコテの戦争映画みがあってよいと思う人もいるんだろうなと思った。

あと白黒映画なのをいいこと(?)にたまにリアルの映像を挿入してるの、最初は違和感あったけどあとになるにつれ癖になってきてすごくいい演出だなと思った。これに限らず戦うシーンの撮り方が良くて、終戦後間もなく作られた映画ならではの真に迫る感じがあった。後半は戦う場面がいっぱいあって嬉しかった。

いろんな軍装があったのもよかった。服を脱いだり着たりするシーンが多いので、シャツとセーターだけとか中途半端な防寒着姿とか野戦服の上にマフラーだけ巻いてるとかあんま見られないような格好が見られて眼福だった。

59年版の方が圧倒的に良心的な人が多い。リンクマンはカスだけど。婦女暴行も市民虐殺もない。停戦の約束にはみんな従うし、捕虜も生かして逃がしてた。赤軍側もなんかいいやつばっかだった(最後に主人公たちを小突いてた奴らは嫌な感じだった)。この世界は戦争犯罪があんまりないのかもしれない。なお内ゲバはある。
93年版はとにかく悲惨さに振りまくってるから主人公たちは手を汚しまくるしヒロインとの再会も最悪の形なんだけど、こっちは人との交流で普通に心温まるシーンが多かった。クリスマスのところもチャプターには絶望のクリスマスって書いてあったけど、独特の情感があってよかった。

個人的に93年版と一番重なったのが飛び立とうとする飛行機に兵士たちが群がるシーン。撮り方もかなり似てたしこれはガチで演出をリスペクトしてるんじゃないかと思うくらいだった。93年版のライザー伍長たちは同じようなことをしても死ななかったけど、こっちで飛行機を追っかけてた名有りキャラは尾翼で首を折られて死んでしまいあんまりだと思った。

あとピアノが趣味のフールマンって奴がいるんだけど、彼が両手指を失った?末に野戦病院で事切れるところにも93年版のエミヒホルツの負傷の源流を感じた。

歩兵が戦車を倒すシーンとかカス上官を撃ち殺すシーンもあった。こっちのがあっさりしてた。

後半になると名有りキャラもバタバタ死んでいくんだけど、ネタバレすると最後に生き残ったのがヴィッセと伍長勤務上等兵のクレイマー(あと神父)で、あっ………てなった。
最後の死の行進みたいなシーンで二人くっつきながら倒れて、その上に雪が降り積もって、それを映したままエンドロールに入ったりしたら私はこの映画は93年版の元ネタであると認めようかな〜ってなったんだけど、そうじゃなかったので、まあ一部着想を得られたところがありそうなのは否定できないけど全然別物だと思った。海外のオタク、デマは良くないですよ!!

硬派な雰囲気の戦争映画を見たいオタクは59年版、人が死ぬまんがタイムきらら的なノリや反戦映画を見たいオタクは93年版を見たらいいんじゃないかと思いました。(私は93年版のキャラクターたちを心の底から萌えキャラだと思っています)

あと犬が出てくるけど、犬は死なないから安心していい。もし死んでたとしても分からなかったので多分大丈夫。



・池袋グランドシネマサンシャインに行った

例の友人の誘いで終演間際のザファの応援をやりに行ったのですが、映画館全体がグランツーリスモ推しでその上スクリーンのそばの壁に戦場のピアニストのポスターが飾られていてクレッチオタクの海藻はマジ狂い。(どうやら過去にカンヌ映画祭で選ばれた映画のポスターが飾られているらしい。ライフ・イズ・ビューティフルとか地獄の黙示録とかもあった。)
ザファ見に行ったはずなのに戦場のピアニストのポスターとの2ショットを友人に撮ってもらった。満足。池袋はガラ悪くて嫌いだ㌔グラシネは最高🥹‪💖

グランツーリスモは公開すぐに観に行きたいですが、同日から地元のマイナー映画ばっかやっとる映画館でアウシュヴィッツの生還者っていうナチ映画もやんのよ!これは映画館のハシゴをするしかないんでしょうか……?
公開日金曜は授業のリアタイzoomがあるのでダメそうなんですけど、土曜出来たらハシゴしたいですね〜観たらまたここへ戻ってきます,
アウシュヴィッツの生還者は元ボクサーの収容者の話なんですが、去年アウシュヴィッツのチャンピオンという同じ実話から取ったかどうかはわかんないけどテーマが非常に似通ってそうな映画がやってて、後者は時間が無くて観に行けなかったのが歯痒いです。比較とか出来たら面白そうだったんだけどね。まあいつかどっかで見たいですね。


おわり

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